大阪市住之江区御崎、かつらぎクリニック|内科、呼吸器内科、消化器内科、訪問診療

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院長の想い

医院方針

院長 桂木 啓和

近隣の医療機関との連携で、より良い治療の提供を目指します

私は、患者さんの訴えにしっかりと応じることに努めながら、患者さんにとって何がより良い治療なのかを考えて実践することを大事にしています。中には急性で命に関わるような場合もありますので、その見極めはしっかりと気を入れて行っています。特には、頭痛と胸痛、腹痛です。

頭痛は状態に応じて、CT検査ができる病院を紹介します。胸痛は、心電図をとり、心筋梗塞や狭心症という虚血性心疾患の疑いがあれば、心臓内科などのある医療機関に救急搬送することもあります。腹痛は、重篤な急性腹症などを見逃さないようにしながら、いわゆる腸炎であればレントゲンを撮り、状態に応じて点滴を行っています。

幼稚園に入るくらいから90歳くらいの方まで、幅広く診ているため、人生の各ステージでの特性に応じた診療を大切にしています。また、連携先の医療機関を紹介し、必要な検査・治療を行ったあとは、当院で経過観察を行うことも可能です。

私について

老年内科での診療経験が、高齢者の診療と訪問診療に生きています

医学部を卒業後、大阪を中心とした地域の病院で経験を積み、内科の中でも、主に老年内科で高齢者の医療に携わってきました。その経験は、ご高齢の方に多い病気の診療はもちろん、お話を聞いたり、説明したりというご高齢の方とのコミュニケーションにも生きています。

老年というのは人生の最終章になりますから、過去にはたくさんのお看取りもしてきました。この最期まで寄り添うという経験は、現在当院の2本柱の一つである訪問診療を行う上での力となっています。また、訪問診療はこれまでの経験が直接結びついていることもあり、とてもやりがいを感じています。

超高齢社会の中で、今後ますます、通院できない方が増えていくと思われ、地域の高齢者や要介護の方のケアは非常に大事なことになっています。体力の続く限り、訪問看護ステーションや介護関係の方と連携しながら、しっかりと担っていきたいと思います。

患者さんへの想い

院内模型

歳とともに、100歳までますます元気でいられる手助けをしたいです

老年内科に携わってきて思うのは、年の取り方というのは千差万別で、例えば80歳を過ぎても、すべての方が弱っていくのではありません。ますます元気になっていく方もいますので、「歳をとったらもうダメなんだ」ではなく、100歳まで元気でいられるような、そういう手助けのできるクリニックでありたいと思っています。

その想いから、患者さんとのていねいな対話を大切にしています。例えば高血圧症の治療や糖尿病の経過観察では、患者さんのご自宅での様子をうかがいながら、治療や予防で必要なことが抜けていないかを確認しています。もし何か抜けているようなら、しっかりと行ってもらえるように励まします。

また、患者さんの中には、ご自分の症状や感じていることをうまく伝えられない方もいらっしゃいます。その際は、できるだけ引き出すことができるように、私自身がうまく質問できるように心がけています。